内容(「BOOK」データベースより)
セックス、性感染症、避妊…知っていれば損をしない、大切なこと。
内容(「MARC」データベースより)
急増する性感染症と10代の中絶、そのほとんどが正しい知識を持っていれば防げる。六本木「街角女性健康相談室」の産婦人科医が、セックス、性感染症、避妊、女の子のからだなどについて語る。
出版社 六本木博之
女の子の心とからだを守る“性の知識” 援助交際やテレクラ、出会い系サイトなどをはじめとして、若者たちの性行動が大きな社会問題となっています。さらに、日本の性感染症患者が600万人ともいわれ、10代の中絶が4万件近くになろうとしています。
本書の著者は、産婦人科医として毎週木曜日の夜に六本木で「街角女性健康相談」も行っています。以前から10代の性行動の問題と性感染症や中絶の増加を訴えてきました。
その経験を生かして、わかりやすく気軽に読める女性のからだや性に関する本を作りました。
性感染症や望まない妊娠によって女性がつらい思いをしないようにと、やわらかい語り口で解説しています。
現在の若い人たちの性行動は、偏った性知識と興味本位から、知らずに危険な行為に及んでいるのです。そのため、従来の「女性の医学」や「性教育」に関する本ではあまり触れられていない、セックスに関する知識にもかなり言及しました。なかにはかなり過激なものもあります。しかし、いまの若者の性行動はそこまで進んでいるのです。どのような危険性があるかを知り、その上で安全なやり方を心がけてほしいのです。
この本は女性ばかりでなく、男性にも読んでいただきたいし、あるいはなかなか性について子どもたちと話し合いづらいと感じている親の方にも読んでいただければと思います。