内容紹介
更年期以降の女性に多い骨折
の原因となるのが骨粗鬆症で、患者数は推定1000万人、女性患者は男性の3倍にものぼります。怖いのは、骨折
が寝たきり、さらには認
知症にまでつながり、寿命を縮めること。要介護状態になる原因の第1位は脳血管障
害ですが、第2位は骨折
・転倒で、女性の場合、子宮がんや卵巣がんで死亡する人よ
り骨粗鬆症による骨折
で寝たきりになった結果、死亡する人のほうが多いという事実
もあり、最近の研究では、骨から血液中に溶け出したカルシウムが血管壁に沈着して
動脈硬化を引き起こすという危険性も指摘されています。ただ現在では、検査法が確
立し、早期発見すれば、よく効く薬もあり、また、カルシウムやビタミンD豊富な食
事をとり、ウォーキングを中心とした運動を実行すれば骨が鍛えられて、骨粗鬆症も
予防できます。発見・治療・予防に関する知識・情報をわかりやすく解説した本書で
万全の骨粗鬆症対策を実践しましょう。
知症にまでつながり、寿命を縮めること。要介護状態になる原因の第1位は脳血管障
害ですが、第2位は骨折
り骨粗鬆症による骨折
もあり、最近の研究では、骨から血液中に溶け出したカルシウムが血管壁に沈着して
動脈硬化を引き起こすという危険性も指摘されています。ただ現在では、検査法が確
立し、早期発見すれば、よく効く薬もあり、また、カルシウムやビタミンD豊富な食
事をとり、ウォーキングを中心とした運動を実行すれば骨が鍛えられて、骨粗鬆症も
予防できます。発見・治療・予防に関する知識・情報をわかりやすく解説した本書で
万全の骨粗鬆症対策を実践しましょう。
内容(「BOOK」データベースより)
最新の検査法や治療法を詳しくわかりやすく解説。
著者について
東京女子医科大学産婦人科学教室主任教授 第4回骨粗鬆症学会会長、日本骨粗鬆学会副理事長、骨代謝学会理事、骨形態学計測会理事。1970年慶応義塾大学医学部卒業後、同大学病院を経て現職。最近の著書として『男と女でこんなに違う生活習慣病
』(講談社+α新書)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
太田 博明
東京女子医科大学主任教授。1944年生まれ。1970年慶應義塾大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。1978年に子宮がんの研究で医学博士号を取得。その後、同教室専任講師をへて、1995年に助教授となる。2000年より東京女子医科大学産婦人科学主任教授となり現在に至る。研究テーマは産婦人科学で、とくに更年期医療を発展させ、寝たきりや介護要因となる脳血管障害や骨粗鬆症性骨折
を阻止するための血管系と骨の健康を守るウェル・エイジングなどウイメンズヘルスをライフワークとしている。最近では河田町および仙川コホートを構築し、若年女性のベースラインデータの集積・解析から若年期より取り組む健康支援のためのライフスタイルづくりに尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
東京女子医科大学主任教授。1944年生まれ。1970年慶應義塾大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。1978年に子宮がんの研究で医学博士号を取得。その後、同教室専任講師をへて、1995年に助教授となる。2000年より東京女子医科大学産婦人科学主任教授となり現在に至る。研究テーマは産婦人科学で、とくに更年期医療を発展させ、寝たきりや介護要因となる脳血管障害や骨粗鬆症性骨折