内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
出版社からのコメント
自分の人生設計に合った治療法を選べる本です
臨床医と体験者が一緒に本を作りました!
本書で取り上げている病気は良性ですが、痛みや出血、不妊といった症 状をともなうことも多く、仕事や結婚をはじめ女性の人生設計に大きな影響を与えます。
そこで本書は全編にわたり、「妊娠のためには治療はどうするのがベスト?」「薬の副作用が心配。仕事は続けられる?」「からだに負担の少ない治療法を知りたい」「ずっと使うから、鎮痛剤の賢い飲み方を知りたい」「手術したらどうなるの?」といった、実際の悩みへの解決策をみいだせるような内容にしました。
佐 々木医師は執筆にあたり、「解説書はたくさんあるけれど、一人ひとりが治療法を納得して選ぶときに役立つ本は少ないので、そういう本をめざします」と決意表明。ちなみに佐々木医師は、冨士見産婦人科病院事件以来、女性の視点で婦人科医療を良くしたいと行動してきた方です。もう一方の著者であるたんぽぽは、自分たちの経験から、「一人ぼっちで悩まないで!」と、同病の人が良い医療に出会えるよう、長年、情報収集や相談事業を行ってきました。
本書は、患者と向き合ってきた両著者が、これまでに蓄積してきた情報をあまねく提供しています。必ず読者の役に立つ本ですのでご一読いただければと思います。
著者からのコメント
情報があっても選べない、という人のために
たんぽぽは1994年に設立された、子宮筋腫や内膜症などの婦人科の病気を持つ人の自助グループで、現在、全国に約900人の会員がいます。
会に電話やメールで寄せられる相談を見てみると、最近は病気や治療法についての情報がなくて困っている人より、医師に複数の治療法を提示されてどれを選べばいいかわからなかったり、情報は集めたけれど気持ちの整理がつかなくて困っていたりする人のほうが多くなっています。そこでこの本には、自分に合わせた情報の整理や治療法の選択のために必要なヒントをなるべくたくさん盛り込む努力をしました。
また、本書は、これまであまり詳しく取り上げられてこなかった「子宮腺筋症」という病気についても、体験者の声を盛り込んで情報提供しています。婦人科の病気を持つ女性の多くは、「筋腫だけ」「内膜症だけ」ではなく、複数の病気を合併していますから、初診で得られた診断だけを頼りに治療法を決めてしまわずに、子宮や卵巣をめぐる病気についてよく勉強して、自分のからだがどういう状況にあるのかをしっかり把握したうえで、自己決定を下すことが大事だと思います。この本がその手がかりとなれば幸いです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1965年、東京女子医科大学卒業。66年、賛育会病院産婦人科医局入局。91年、まつしま産婦人科小児科病院を開設。病院スタッフとともに「地球と子宮にやさしい」医療をめざすかたわら、富士見産婦人科病院事件の被害者支援を契機に、産婦人科医療をよりよくするための活動を開始。日本婦人会議