婦人病

本書は、一九九七年に発刊した“女性の医学百科”を増補改定し、新編とした。最近女性に増えている心のトラブルや、更年期に起こる問題について、より多くの新しい情報を解説。

ホルモンの関係で、また最近のライフスタイルの変化で、女性が訴える心身の異常は増加・多様化している。幅広い年齢の女性たちを対象に、心身の異常を取り上げて解説、治療法・検査法などを紹介する。97年刊の新編。

井口 登美子
東京女子医科大学名誉教授。東京女子医科大学附属女性生涯健康センター名誉所長。1931年、東京都生まれ。1957年東京女子医科大学卒業。1962年、東京女子医科大学大学院修了、医学博士。同大学産婦人科学教室助手、同講師、同助教授を経て、1985年、同教授。1997年、同名誉教授、同大学附属女性生涯健康センター所長に就任、2001年同センター名誉所長。現在、日本更年期医学会評議員、日本臨床生理学会評議員、太平洋外科系学会評議員、日本女性心身医学会理事、日本臨床栄養学会評議員。日本東洋医学会専門医および指導医。日本産婦人科学会専門医。専門は、中高年女性の臨床生理学および骨・脂質代謝、更年期障害

石野 尚吾
北里研究所東洋医学総合研究所診療部門長(嘱託)。昭和大学医学部客員教授。香雲堂石野医院院長。1938年、東京都生まれ。1966年、昭和大学医学部卒業、医学博士。1967年、日本医科大学産婦人科教室に入局、同医局長、講師を歴任。1983年、北里研究所東洋医学総合研究所診療部門客員部長、1987年、同部長、その後診療部門長に就任、現在に至る。日本医科大学産婦人科教室在局中より、鍼灸、漢方治療を行い、鍼麻酔による手術や分娩を行う。学生時代から故丸山晶朗氏に師事して東洋医学を学び、経験30年のベテラン。現在、日本東洋医学会専門医・指導医、日本産婦人科学会認定医、日本臨床漢方医会理事長、日本東洋医学会監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)