婦人病

西洋医学では本人が色々と苦痛を訴えても、精神的なものだと片付けられてしまうことがあるが、漢方医学は、女性特有の複雑で様々な症状や訴えに細かく対処できる。女性に多い諸疾患症状に効果のある処方について詳述する。

石野 尚吾
1966年昭和大学医学部卒業。医学博士。学生の頃から故丸山昌朗先生(鍼灸・漢方)に直接師事。日本医科大学産婦人科教室に入局、鍼による無痛分娩、手術を行なう。日本医科大学産婦人科教室医局長、(社)日本東洋医学会評議員、同常務理事、同学会誌編集委員長、同経絡経穴委員会委員長、日本経穴委員会委員、富山県・とやま健康村国際伝統医学センター専門委員会委員、厚生省長寿科学総合研究助成金による鍼灸研究班班長、早稲田大学人間科学部講師等を歴任。現在、昭和大学医学部客員教授、北里研究所東洋医学総合研究所診療部門長(嘱託)、日本医科大学産婦人科学講師(兼任)、東洋鍼灸専門学校校長、鍼灸安全性委員会委員、日本臨床漢方医会理事長、(社)日本東洋医学会監事、(財)日本漢方医学研究所常務理事、(社)日本産科婦人科学会認定医、(社)日本東洋医学会専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)