婦人病

マンモグラフィってなに?―乳がんが気になるあなたへ: 美奈川 由紀: 本

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マンモグラフィってなに?―乳がんが気になるあなたへ

マンモグラフィってなに?―乳がんが気になるあなたへ

出版社/著者からの内容紹介

 表紙の絵は1654年にレンブラントが描いた「バテシバ」という作品です。実はこの絵の女性の乳房には乳がんの徴候が描かれているのです。左乳房にみられる陥没はかなり進んだ乳がんだと言われています。モデルの女性は絵が描かれてから9年後に死亡。(詳細は本文を参照して下さい)乳がんは早期発見が大切です。早期発見に有効と言われているのがマンモグラフィですが、現在その受診率は2.1%です。痛いのではないか?被曝は大丈夫?と不安に思っている人もいるかも知れません。撮影された画像はその後どのように診断されるのか?画像の見方は?何が写っているの?そんなマンモグラフィの全ての疑問にお答えするため、看護師の資格も持つ著者が自らの体験をもとに、受診者の視点で詳しく解説しています。
 筑紫哲也氏も編集委員を務める「週刊金曜日・ルポルタージュ大賞」で佳作を受賞した著者が綿密な取材に基づき、乳がんの診断や治療、最新医学が到達した切らない乳がん手術から男性乳がんやセクシュアリティ、乳がんの治療を巡る裁判、そして乳房再建への保険適応や人工ボディまで、乳がんという病気を取り巻く現状がこの1册で分かります。乳がんが気になる全ての女性のために・・・。本多勝一氏推薦。

内容(「BOOK」データベースより)

乳がんの早期発見に有効とされるマンモグラフィとその受け方について、看護師経験のあるジャーナリストが詳しく解説。

内容(「MARC」データベースより)

23人に1人が罹るといわれる乳がん。早期発見に有効とされる乳房専用のX線撮影、マンモグラフィとその受け方について、看護師経験のあるジャーナリストがくわしく解説。マンモグラフィ検診の疑問・不安に答える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

美奈川 由紀
ジャーナリスト/看護師。国立療養所南福岡病院(現・国立病院機構福岡病院)附属看護学校卒業。北朝鮮からの脱北者を描いた「終わりなき旅路」で第9回週刊金曜日・ルポルタージュ大賞佳作入賞(2001年6月)。少年院を訪問し、読書会集会に参加したり、少年問題、教育、外国人問題、女性問題などに取り組む。2003年頃からは看護師の経験を生かして、ハンセン病、マンモグラフィなど医療関連記事を中心に執筆。福岡市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第1章 乳がんってどんな病気?(乳がんの歴史
女性ホルモンと乳房の構造 ほか)
第2章 マンモグラフィってなに?(マンモグラフィってどんなもの
世界初のマンモグラフィ・セノグラフ ほか)
第3章 乳がんを取り巻く社会の動き(ドラマ「八七%―私の五年生存率」
乳房再建に保険適応 ほか)
第4章 乳がん治療をめぐる裁判(乳がん裁判
経過 ほか)