婦人病

子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症 あなたの答えがみつかる本―治療も人生も自分で決めよう!: 佐々木 静子 子宮筋腫内膜症体験者の会たんぽぽ: 本

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子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症 あなたの答えがみつかる本―治療も人生も自分で決めよう!

子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症 あなたの答えがみつかる本―治療も人生も自分で決めよう!

内容紹介

子宮のこの3つの病気は多くの女性の悩みの種です。日常生活の支障が大きいだけに、どういう考えで、どの治療法を選ぶべきか迷うところです。これらの病気に取り組んできた医師と患者団体が最新治療法とその選び方を語り尽くします。

内容(「BOOK」データベースより)

つらい痛みやひどい出血をどうにかしたい!薬?手術?どんな治療法を選べばいい?妊娠や仕事、人生設計も考えなくては…当事者による自助グループと臨床医が病気と向き合ってきた経験を生かし、納得のいく治療法の選び方を提案。

内容(「MARC」データベースより)

つらい痛みやひどい出血をどうにかしたい。薬、手術…どんな治療法を選べばいい? 当事者による自助グループと臨床医が病気と向き合ってきた経験を生かし、納得のいく治療法の選び方を提案する。

出版社からのコメント

出版社 双葉社 編集担当 呉清美, 2003/01/19
自分の人生設計に合った治療法を選べる本です
臨床医と体験者が一緒に本を作りました! 
本書で取り上げている病気は良性ですが、痛みや出血、不妊といった症 状をともなうことも多く、仕事や結婚をはじめ女性の人生設計に大きな影響を与えます。

そこで本書は全編にわたり、「妊娠のためには治療はどうするのがベスト?」「薬の副作用が心配。仕事は続けられる?」「からだに負担の少ない治療法を知りたい」「ずっと使うから、鎮痛剤の賢い飲み方を知りたい」「手術したらどうなるの?」といった、実際の悩みへの解決策をみいだせるような内容にしました。

佐 々木医師は執筆にあたり、「解説書はたくさんあるけれど、一人ひとりが治療法を納得して選ぶときに役立つ本は少ないので、そういう本をめざします」と決意表明。ちなみに佐々木医師は、冨士見産婦人科病院事件以来、女性の視点で婦人科医療を良くしたいと行動してきた方です。もう一方の著者であるたんぽぽは、自分たちの経験から、「一人ぼっちで悩まないで!」と、同病の人が良い医療に出会えるよう、長年、情報収集や相談事業を行ってきました。
本書は、患者と向き合ってきた両著者が、これまでに蓄積してきた情報をあまねく提供しています。必ず読者の役に立つ本ですのでご一読いただければと思います。

著者からのコメント

著者 たんぽぽ書籍企画スタッフ, 2003/01/15
情報があっても選べない、という人のために
たんぽぽは1994年に設立された、子宮筋腫や内膜症などの婦人科の病気を持つ人の自助グループで、現在、全国に約900人の会員がいます。

会に電話やメールで寄せられる相談を見てみると、最近は病気や治療法についての情報がなくて困っている人より、医師に複数の治療法を提示されてどれを選べばいいかわからなかったり、情報は集めたけれど気持ちの整理がつかなくて困っていたりする人のほうが多くなっています。そこでこの本には、自分に合わせた情報の整理や治療法の選択のために必要なヒントをなるべくたくさん盛り込む努力をしました。

また、本書は、これまであまり詳しく取り上げられてこなかった「子宮腺筋症」という病気についても、体験者の声を盛り込んで情報提供しています。婦人科の病気を持つ女性の多くは、「筋腫だけ」「内膜症だけ」ではなく、複数の病気を合併していますから、初診で得られた診断だけを頼りに治療法を決めてしまわずに、子宮や卵巣をめぐる病気についてよく勉強して、自分のからだがどういう状況にあるのかをしっかり把握したうえで、自己決定を下すことが大事だと思います。この本がその手がかりとなれば幸いです。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐々木 静子
1965年、東京女子医科大学卒業。66年、賛育会病院産婦人科医局入局。91年、まつしま産婦人科小児科病院を開設。病院スタッフとともに「地球と子宮にやさしい」医療をめざすかたわら、富士見産婦人科病院事件の被害者支援を契機に、産婦人科医療をよりよくするための活動を開始。日本婦人会議女のからだと医療を考える会」を有志と設立。「女性の安全と健康のための支援教育センター」を立ち上げ、現在副理事。小松川警察犯罪被害者連絡会会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

1章 自己決定までのプロセス―知っておきたい!情報と気持ちの整理法
2章 治療法“子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症”―あなたの治療のための基礎知識
3章 治療選択へのアドバイス―より深く病気と向き合うことでわかってくること
4章 座談会―どうすればいい?3つの悩みと5つの不安
5章 電話+オンライン相談Q&A―医師に聞けない「疑問・悩み」
6章 わたしたちの治療体験記―自分の生き方と治療法 迷い、考え、そして選んだ
7章 症状を軽くする生活療法―効果実感!セルフケア